ケモノ型異星人のイラストを描いてみました。

 以前、このブログで自作のSF小説に登場するケモノ型異星人の設定を考えていることを述べた。その暫定的に設定した外見をイラストにしたので、ご覧いただきたい。

狼型異星人マカミ人

 解説

 この異星人のモデルはUFOの調査をしていたアメリカ国防総省の調査員の家族が目撃したという、直立した狼のような生物である。

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 この種族は日本神話に登場する狼である大口真神にちなんでマカミ人と人類から呼ばれている。あくまでこの種族名は人類側での呼び名で、彼らが名乗っているそれは人間の声帯では発音できない。

 彼らは一見すると直立した狼のような姿をしているが、眉間には赤外線を知覚する単純な構造でまぶたのない小さな眼が一対付いている。

 両手の指は人間と同様に五本指だが、足の指は三本しかない。

 身長は180~210センチ程。

 全身体毛に覆われているという原始的そうな外見とは裏腹に、科学技術は人類よりも進んでいる(宇宙船で地球に来ているので当然なのだが)。

 ここまでは大体決めることができたのだが、彼らの母星のモデルがまだ決められていない。モデルとなる太陽系外惑星の候補はケプラー62fとケプラー186fである。どちらも地球に近い環境を持っていると推定されているが、どちらも地球よりもいくらか寒いという。確かにマカミ人は全身が体毛に覆われているから、地球より寒冷な惑星に居住しているのだろう。だが、寒すぎると作物が育たなくて、文明が科学技術を持つほど発展できないはずだ。

 英語版『ウィキペディア』で調べてみると、両方とも地球と同じアルベドと大気の組成だと改定すると、ケプラー62fが氷点下33.7度、ケプラー186fは氷点下50.2度にもなるようだ。平均気温ではケプラー62fの方がマシだ。が、『ウィキペディア』によると、ケプラー186fがあるケプラー186星系から謎の電波信号が観測されたことがあるという。この電波信号は”マカミ人”によるものなのだろうか…。今もなお悩んでいる。