ケモノ系異星人をデザインするためのメモ

今週のお題「メモ」

 私が擬人化された動物のような姿をした異星人、すなわち獣人(ケモノ)型異星人について考えるようになったのは、ある異星人のイラストを見てからである。

 その異星人は比較的人間に近い外見をしているが、猫の様な顔をしていて、猫耳まで頭に生えていた。UFO・異星人学界では、(真偽はさておき)その存在が伝えられているらしい。母星はおおいぬ座の方向にあるとも、こと座の方向にあるとも言われているようだった。

 それがきっかけで、私は自作の小説に獣人型異星人を登場させるようになる。といってもそれは猫型ではなく、偶蹄類型だったり、ケモノというより頭に犬耳が付いた美少女といった外見だったりした。

 高校3年の時に文芸誌に寄稿したSF小説には、狼獣人のような姿をした異星人が登場する。モデルは、ある超常現象研究者がかなり前のテレビ番組で語った巨大な犬のような姿をした異星人の目撃談だが、その後同じような目撃談を聞いたことがない。

 現在この小説の改良版を構想中だが、このケモノ系異星人が大昔から地球を来訪しているという設定にもう少しリアリティを付けられないか、と思っている。

 ここでようやく本題に入るが、私はメモ帳にインターネットで見つけた興味深い情報を記録している。その多くは天文学、特にハビタブルな太陽系外惑星についての情報だが、新たに獣人系の未確認生物の目撃談を記録するようになった。

 その中で注目しているのは2件の目撃談である。ひとつはバッツカッチと呼ばれている巨大な有翼の未確認生物。もうひとつはUFOの調査をしていたというアメリカ軍関係者の家族が目撃したという、直立した狼のような生物である。

 この目撃談について考えているうちに、この狼型異星人のデザインで悩み始めた。バッツカッチの正体という設定にして背中に翼を付けた方がいいのか、そのままでいいのか、翼をつけるとして、コウモリの翼にするべきか、狼の悪魔マルコシアスの要素も入れて鳥類の翼にするべきかわからなくなってしまったのだ。

 確かなことは、ファンタジーなどに登場する翼が付いた四足動物は脊椎動物の法則を無視しているから、宇宙生物っぽくするのにはいいかもしれない、ということだけだ。誰かケモノ系キャラクターに詳しい人からアドバイスをもらえないかと思っている。